令和7年度 第14回 認知症疾患医療センター研修会を開催しました
2025.12.05
講演会・研修会
令和7年12月5日(金)に第14回北多摩北部保健医療圏地域拠点型認知症疾患医療センター研修会「認知症共生社会~人生100年時代 希望を持ち、活躍できる社会づくり~」を開催いたしました。
基調講演には東京都健康長寿医療センター研究所の岡村先生をお招きし、「認知症共生社会の現在と将来の展望」をテーマに「新しい認知症観」「診断後支援」をキーワードにお話しいただきました。
後半は、サントリーウエルネス株式会社の杉田幸平氏と、認知症当事者の藤島岳彦氏のお2人をパネリストにお迎えし、岡村先生も交えて、パネルディスカッションを行いました。
杉田氏からは、地元サッカークラブの“サポーター”となって応援することで、「支えられる」機会が多い高齢者や認知症の方が「支える」存在になっていくことを目指すプロジェクト「Be!サポーターズ」の取り組みについてお話しいただきました。
藤島岳彦氏からは、当事者としての診断前から診断後の思いや取り組み、そして、就労や趣味活動、講演などを通して自分らしく生きていくという「新しい認知症観」の体現をお話しいただきました。
その後、岡村先生、杉田氏、藤島氏の3名にご登壇いただき、フロアの皆さまからの質問やご意見をいただきながら、全体でディスカッションを行いました。ご登壇の先生方やフロアの皆様から活発なご発言で、共生社会の実現に向けた大変有意義なディスカッションとなりました。
ご登壇いただきました先生方、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
1月以降、期間限定ではありますが動画配信も予定しておりますので、ご都合がつかなかった方も是非ご覧いただけますと幸いです。

